学生の頃、大学の近くに使用済みパンティを買ってくれる店があった。 値段はせいぜい小遣い程度なのだが、ときどき不要なパンティを売りに行き、その金でいいランチを食べたりした。 私のサークルでもこの店のことはよく知られていて、私以外にもパンティ売人が相当数いたようだ。 男子のいないところで集まると、どんなパンティがいくらで売れたとか、情報交換をすることもあった。 ある時、付き合っていた男に、パンティをプレゼントされた。 けばけばしいワインレッドのパンティで、ぜひ私に履いてほしいのだという。 マジ悪趣味だなと思ったが、かといって別に害があるわけでもないので、とりあえず受け入れた。 これを履いていると、鼻息を荒くして股間に顔を埋めてくるので、いま思えばただの変態だが、当時はさほど悪い気もしなかった。 驚いたのはその後だ。 ある日ふらっとパンティ屋に行ったら、ワインレッドのパンティが店頭に並んでいた。