競合は受け付けない自作PCも無料引き取り 代表取締役を務める永野間祐一氏はPC好きが高じて、秋葉原で集めたジャンクパーツから完動品を作り出し、ネットオークションで販売するなどして利益を出す形で、約9年前から株式会社いっとくとして事業化をスタートした。その後同社はリサイクル業者との取引を開始し、動かないPCや周辺機器、古いパーツ類を「商品」として扱う方法を確立した。 株式会社いっとく 代表取締役 永野間祐一氏 「一番多い問い合わせは、"自作PCでも引き取ってもらえるか?"というものです。皆さん、処理に悩んでいるようですね」と同氏は語る。 現在PCにはリサイクルの義務があるが、その処理業者はメーカーとなっており、自作PCは完全に取り残されている。メーカー不在のPCの処理を担当する一般社団法人「パソコン3R推進協会(PC3R)」も拡張ボードやケースなどは扱わない。 また、プリンタをはじめとする周