例えば、平成24年以後に加入した医療保険で、年間に払う保険料が6万円(月々5000円)の場合、保険料控除対象額は「6万円×1/4+2万円=3万5000円」になります。3万5000円が所得から控除されるので、仮に所得税率が10%ならば、納める税額が3500円少なくなります。 ■住民税 例えば、平成24年以後に加入した医療保険で、年間に払う保険料が6万円(月々5000円)の場合、保険料控除対象額は2万8000円です。住民税の税率は一律10%なので、納める税金が2800円少なくなります。 年間払込保険料の考え方 生命保険料控除では、年間に払い込んだ保険料から控除額を計算します。この「年間払込保険料」とは、加入している保険会社等の介護保険や医療保険、がん保険等の保険料を合算した額。剰余金や割戻金を受取っていれば、その分を差し引いた残りの金額を指します。 ■月払い・半年払い・年払い その年に払った保