Q5 国内BPOではコストは下がらない? ビジネスプロセスの見直しとセットで実施すれば可能 Q1~Q4では、中国へBPOするに当たっての典型的な疑問にお答えしたが、それでもまずは、国内のBPOから検討したいというところもあるだろう。もちろん、国内でもやりようによってはコスト削減が可能だ。ただし、単なる業務移管でなく、ビジネスプロセスを大きく見直すことが前提となる。それを物語る事例を紹介しよう。 ※ ※ ※ ニチレイフーズは2009年に冷凍食品の受注業務をトランスコスモスの地方センターに移した。卸などから注文を受ける受注担当者はメーカーの「顔」ともいえる。それだけに自社内で運営するのが食品業界では一般的で、「まだ珍しいケースだ」(花澤義剛ロジスティクス部長)という。 従来は東京と名古屋に受注センターを構え、派遣社員を雇用して60人体制で業務に当たっていた。同センターで扱う注文はEDI(電
![BPOの疑問に答える:国内のBPOではコストは下がらない?](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/bed39b5962a5d552c95b6d796db8f55e72d32943/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fxtech.nikkei.com%2Fimages%2Fn%2Fxtech%2F2020%2Fogp_nikkeixtech_hexagon.jpg%3F20220512)