ドイツ西部デュッセルドルフの学校で、ルービックキューブに取り組む生徒たち（2010年11月9日撮影、資料写真）。(c)AFP/PATRIK STOLLARZ 【11月12日 AFP】欧州司法裁判所（ECJ）は10日、立体型パズル「ルービックキューブ（Rubik's Cube）」の製造メーカーが保有していたルービックキューブの形状に関する商標権を無効とする判断を下した。 ルービックキューブは1999年以降、英国のメーカー「セブン・タウンズ（Seven Towns）」が出願した商標登録によって、欧州連合（EU）商標の保護対象となっていた。しかし、ECJはドイツの玩具メーカー「シンバトイズ（Simba Toys）」の訴えを認め、ルービックキューブの形状に関する商標を無効とした。 ECJは、論点とすべきはルービックキューブの形状ではなく、回転する機能をもたせるという技術的な工夫が取り入れられた内部

露天商が警官に射殺されたエジプト・カイロ近郊の現場で抗議の声を上げる人々（2016年4月19日撮影）。(c)AFP 【4月20日 AFP】エジプトの首都カイロ（Cairo）東郊で19日、警官が紅茶1杯の値段をめぐって露天商と口論になり、相手を射殺する事件があった。エジプト内務省が発表した。 治安当局者によると警官は逮捕された。現場では、その場に居合わせた多数の人々が「警察は人殺しだ」と叫んで抗議したという。 内務省の声明によれば、警官は当時パトロール中で、発砲によって通行人2人も負傷した。 エジプトの警察をめぐっては、被疑者が勾留中に拷問を受けて死亡したり、反体制派の人が失踪したりしているなどとして人権団体が強く非難している。(c)AFP