あなたの薬局に検体測定室が導入! そのとき活躍できる薬剤師になるために 導入が進む検体測定室の活用において薬剤師ができることとは 「薬局は調剤するだけの場所である」という時代は過去の話。地域医療への参入や健康予防策の拡大など、今や薬局が担う役割は大きく広がっています。そんな状況は、薬剤師も同じかもしれません。日進月歩で目まぐるしく変わる状況において、薬剤師がどこまで対応できるのかを周囲から求められることでしょう。今回は、近年、導入が進みつつある検体測定室の活用に注目し、薬剤師のあり方や求められるスキルについて考えます。 検体測定室って何? セルフメディケーションの推進が叫ばれる中、2014年4月から始まったのが、検体測定室の制度です。患者さん自身の自己採血によって簡易的な血液検査ができる施設のことで、地域施設へ検体測定室が導入されることにより生活習慣病の予防につながり、医療費の削減となるの