2012年06月24日10:00 カテゴリ北米経済日本経済 アメリカは輸出拠点として新たな幕開け 以前からたびたびお伝えしてきたアメリカの製造業回帰。この週末、日経ではホンダがアメリカを輸出拠点にするとトップ記事で報道しています。理由はドル安。結果として2015年ごろにはホンダは日本国内からの輸出とアメリカからの輸出が同じぐらいになる計画です。 一方トヨタは先週、国内余剰能力を50万台削減すると発表がありましたが、あわせてカムリなどをアメリカから韓国等に輸出することになっています。しかもその価格は旧モデルよりも安い金額。理由はアメリカと韓国でFTAが結ばれた為にアメリカから韓国に輸出すると安く出来るのです。これは円高で苦しむ日本からすれば安いドルとFTAという二つの美味しさを取り込んだということになるのです。 記事によればアメリカからの輸出強化を計画しているのは自動車産業に限らず、三菱重工