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寓話に関するhomiyaのブックマーク (3)

  • もみあげチャ〜シュ〜:おしっこ売りの幼女

    1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/08(火) 19:00:07.72 ID:BO+xmLna0 「おしっこ、おしっこは要りませんか?」 夏は過ぎ、秋も半ばが過ぎどちらかと言えば、冬の季節になっている街角で幼女が 悲痛な声を上げています。 しかし、誰も彼女の声に耳を傾ける人はいません 「おじさんおしっこはいかがでしょうか?」 会社帰りでしょうか、襟をピンと立てて寒さに耐えて帰る初老の男の人は幼女の声が聞こえないかの ように通り過ぎます おしっこ売りの幼女の話を聞いていたら家に帰るのが遅れるからです それを知ってまた幼女は悲しそうな顔をします 「誰か、誰かおしっこを買ってくれないですか?」 幼女の声は吸い込まれていくように街の中に消えていきます 3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/08(火) 19:06:55.08

  • アリとキリギリスの寓話 - 瀬戸風味@はてな

    とある村に、タヌキとキツネが住んでいました。二人は商売人で、村のみんなは半分はキツネの店を、半分はタヌキの店を利用していました。 ある時、キツネは考えました。 「タヌキよりぼくのほうが真面目に仕事をしているはずなのに、村のシェアが半々なのはおかしい。ここはひとつキャンペーンをうって、ぼくのほうが商売人として立派だとみんなに知ってもらおう」 キツネはいっしょうけんめい頭をひねって、キャンペーンのアイデアを考えました。結果、このようなものができました。 「アリとキリギリスの寓話はみんなよく知っていると思います。キツネは、こつこつ、みんなのために働いています。タヌキは、仲のいい人とおしゃべりしたり、お酒を飲んで暮らしています。どちらが商売人として立派でしょうか?」 キツネは、この文面がはいったチラシを村中に配りました。 確かに、キツネはこつこつと物を仕入れては売り、少し無愛想だけれど、品揃えもよ

    アリとキリギリスの寓話 - 瀬戸風味@はてな
  • 3ToheiLog: 裸でなかった王様

    裸でなかった王様 「王様、次の演説会はこの衣服を着て出るべきでございます」 大臣が布を振るように手を動かしながら言った。だがその手には何も持っていない。 王様は眉をひそめた。何を言ってるのだ、この男は? 「これは、愚か者には見えない服でございます」 大臣はつつましやかに述べた。 誰よりも賢明な王様は答えた。 「だとしたら、私が愚かなのだな。私には何も見えない。」 大臣は笑った。 「私にも見えません」 「ふざけているのか、お前は。 この不景気で倒産が相次ぎ、ほとんどの国民が明日に不安を持って悩んでいる今の時期に、くだらない冗談を言っている暇はないのだ」 「あるいはふざけているのかもしれません。だが、あなたに仕えてこのかた、これほど真面目になったこともありません。私の提案は政治家生命をかけてのことです」 大臣の目は揺るがなかった。 「王様、あなたはこの服を着るべきなのです」

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