1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/08(火) 19:00:07.72 ID:BO+xmLna0 「おしっこ、おしっこは要りませんか?」 夏は過ぎ、秋も半ばが過ぎどちらかと言えば、冬の季節になっている街角で幼女が 悲痛な声を上げています。 しかし、誰も彼女の声に耳を傾ける人はいません 「おじさんおしっこはいかがでしょうか?」 会社帰りでしょうか、襟をピンと立てて寒さに耐えて帰る初老の男の人は幼女の声が聞こえないかの ように通り過ぎます おしっこ売りの幼女の話を聞いていたら家に帰るのが遅れるからです それを知ってまた幼女は悲しそうな顔をします 「誰か、誰かおしっこを買ってくれないですか?」 幼女の声は吸い込まれていくように街の中に消えていきます 3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/08(火) 19:06:55.08