ラノベにおける魔法って無から有が生まれるような根源的な魔法というよりスチームパンクやサイバーパンクみたいに、動力や科学技術の主流になる素材が変わっただけのマナパンクとして見るべきなんだろうな。 展開や魔法における、理由の消失点がリソースの消失点であるのは『涼宮ハルヒの憂鬱』とか見てるとわかりやすいかな。 ハルヒと長門の差とか前者はリソースが無限だから、理由なくどこまでも存在を担保できるが、長門はリソースは無限に近いくらい多いが有限であるがゆえに存在するための理屈や条件がタダの人間よりは制限は緩いとはいえ、少しは必要だったりする。(リソースに制限のない存在に対しては、際限なく理由が存在しない) ……というお話。 ▼体系付けられた魔法こそが、高度でスタイリッシュだと思っている考察屋は読み手としては二流でも考察屋としては三流 タダ石油化学が魔法化学と名前と素材が摩り替わったにすぎない。