本やCDを買う日々の記録です。完全版はこちら → http://blog.goo.ne.jp/azev ◎鹿島茂『成功する読書日記』文藝春秋(2002)より ただ、私としては、この段階で批評や感想を書くよりも、むしろ、読んだ文章を引用することをお勧めしたいと思います。とりわけ、文章を書くのが苦手な人は、この習慣を身につけるのが得策だと思います。 本を読んでいて(以下、便宜上、読書日記についてのみ記します)、感動して箇所、同感した部分、あるいは反発を感じたり、怒りを抱いた一節などを抜き書きして、日記に記載するのです。引用はアトランダムでもいっこうにかまいません。とにかく、自分で選び、自分が書き写すことが重要なのです。 では、なぜ、引用が大切なのでしょうか? その理由はいろいろと考えられますが、一つは、その本についての情報として、引用に勝るものはないことがあげられます。百聞は一見は如かずといい