2013-04-26 ドラマで知る心理学「家族ゲーム」は家族療法を知った上でみると色々面白い 今月から始まった家族ゲームという嵐の櫻井翔主演のドラマがあるんですがこれがわりとダークかつコミカルで面白いです。原作は1981年の第5回すばる文学賞を受賞した本間洋平の小説で、長渕剛主演で何度が映像化されています。 内容は、風変わりで型破りな家庭教師・吉本荒野が、高校受験を控えた落ちこぼれの中学生を教育しながら、多くの問題を抱えた家族にも影響を与えていく騒動を描いたものなんですが、そもそも何故タイトルが家族ゲームなのかと疑問を持ちながら見ていました。すると一緒のドラマを見ていた臨床心理士の友人があれは家族療法だよとなんか聞いている方が意味が分からない言葉を発してきたので、それについて友人の解説を少し肉付けして説明してみます。 家族療法とは? 問題を個人ではなく家族というユニットで見て、問題解決を試