生物学者二人の対談本。それぞれ最初の生命が誕生した場所について、譲れない自説があるため、かなりバチバチした場面もありましたが、それ故に緊張感を持って読み進めることができました笑。 深海の熱水噴出孔は長期間に渡り安定してエネルギーの供給がある。かたや、生命には脱水縮合反応が必要なので、温泉地が最適とのお二方の主張。この点について、二人が折り合うことはなかったですが、近い将来結論めいたものがもたらされそうですね。 ただ、そもそもの生命の定義が、RNAを有するとかダーウィン進化に当てはまることなど複数あり、それによっても答えが変わってきそうです。 対談は生命誕生だけに留まらず、最新の宇宙開発まで。火星やエウロパに探査機を飛ばす計画や、月に宇宙開発の拠点を建造するプランまで。異星人を探すプロジェクトも、可能性は低いとしながらも大変夢があります。 しかし宇宙開発の話は夢があるけれども、ドイツの哲学者
![対論! 生命誕生の謎 [ 山岸 明彦 ] /インターナショナル新書 - ザ本ブログ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/60ed072c2c60e33f1691afe778901d4fa3a92e7b/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fhbb.afl.rakuten.co.jp%2Fhgb%2F30ee3c83.a1be98ee.30ee3c84.ef4592e5%2F%3Fme_id%3D1262821%26item_id%3D10004929%26pc%3Dhttps%253A%252F%252Fthumbnail.image.rakuten.co.jp%252F%25400_mall%252Fkobe-hokodo%252Fcabinet%252Fitem%252F01778557%252F01789055%252F99916245-white.jpg%253F_ex%253D240x240%26s%3D240x240%26t%3Dpict)