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ブックマーク / tahi.hatenablog.com (2)

  • 故に我あり書店 - 最果タヒ.blog

    (この原稿は、ちくまでの連載エッセイの冒頭に、新たに後半部分を書き足したものです) この前、対談をしている時に、苦手なとか良さがわからないが、ネットとかSNSとかで好意的に紹介されていたら、当は違うのに、どうしても世の中全てがそれを勧めているみたいな感覚になって、つらい気持ちになるんじゃないか、っていう話をしていて(私のが苦手な人は確実にいるっていう話の流れからです)、ああ、やっぱり屋さんならその横に「私はこっちの方がいい気がする!」って思えるが並んでいるからいいよね、屋さんはずっとあってほしいな、と思っていた。リコメンドはとても参考になるけれど、リコメンドだけで他が見えない空間と、他のとともにポップでリコメンドがある屋さんはやっぱりちょっと違っている。私のが苦手な人はいて当たり前だし、むしろ、苦手ながあるっていうことは、自然なことだと思っている。芸術や文化の前に立つ

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    honeybe
    honeybe 2020/05/31
  • 「なんの役に立つんですか?」の暴力性 - 最果タヒ.blog

    テレビで魚に右利き左利きがあることを発見した教授が出ていて、その話がすごすぎた。餌をとるのに右にばかり曲がる魚とか、魚にも利きというのがあるらしく、しかもそうした魚を干物にすると、右利きは右に曲がって干からび、左利きは左に曲がって干からびる、つまり骨格から利きが決まっているらしい。その比較を見せてもらったときは鳥肌がたったわけで、偉大すぎるだろ、とびびっていたのだけれど、アナウンサーさんは変な研究、と言いたげに苦笑していて、しまいには「なんの役に立つんですか?」という自然科学でもっとも野暮な質問をしてしまっていた。 うーん。「なんの役に立つんですか?」という言葉は、実はいろんなことに投げかけられている。「マンガなんて読んで、なんの役に立つの?」「宇宙なんて研究して、なんの役に立つの?」「絵画なんて観て、なんの役に立つの?」大衆にとってもっとも価値があるのは「利便性」だ。「利便性>娯楽性>芸

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    honeybe
    honeybe 2012/04/17
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