3月16日まだ風が冷たく、肌を刺すようです。2015年2月4日の立春を迎えてもまだ寒い日が続いています。 そんな時思い起こす歌と俳句があります。 早春賦と「春風や闘志いだきて丘にたつ」という高浜虚子の俳句です。 春は名のみの 風の寒さや♪~ メロディと歌詞が今の季節にぴったりですね。 春を待つ気持ちが良く現れた歌だと思います。 「春風や闘志いだきて丘にたつ」という高浜虚子の俳句は 【季語が「春風」で通常は「はるかぜ」と読みます。 「春風や」で句切れになり場面が転換します。】というのが教科書的解釈でしょう。もちろん「はるかぜ」と読むココロもあると思います。 しかしこの句「春風や闘志いだきて丘にたつ」に限っては 「春風」は「はるかぜ」と読まずに「しゅんぷう」と読むのが妥当だと思います。 意味又は解釈として私が意訳すると 「おお吹きすさぶしゅんぷうよ、我はこれから厳しく困難な目標に立ち向かい、挑