茶花は、いけばなとは違い、自然にある姿をそのまま生かして、美しく生けます。洋花は、基本的に使わず、野にある花を生けます。 とは言っても、京都市内も都会なので、その辺の近所に生えているということも少なく、お家で育てるか、お花屋さんで見つけるか、ということになります。 花は野にあるように 私は、未生流のいけばなの師範資格を持っていますが、茶花を入れるのはちょっと苦手です。いつもうまく入れるのが難しい・・と思いながら床の間に入れています。 いけばなといえば、新花であれば、洋花も使いますし、自由なアレンジもします。 造形的に、花や葉の線と面などを意識して形作っていきます。 それに対して、茶花は、野にあるような姿を美しく入れます。 お花の角度をよく見て、どの角度がいちばん美しく見えるかに加え、自然の風情が味わえるか、考えます。 夏の茶花によく使われる植物 6月でしたら、小さめのガクアジサイも使われる