香川県の「ネット・ゲーム依存症対策条例」を多角的に検証した番組が,民間放送連盟賞のテレビ報道番組部門で優秀賞を受賞 編集部:松本隆一 瀬戸内海放送(KBS)は2021年9月17日,同社が6月27日に放送した「検証 ゲーム条例」が,優れた番組を称える「民間放送連盟賞」のテレビ報道番組部門で優秀賞を受賞したと発表した。 KSB制作番組『検証 ゲーム条例』が全国優秀賞 民間放送連盟賞 この番組は,2020年4月に施行された香川県の「ネット・ゲーム依存症対策条例」を多角的に検証したもので,審議中に話題になったパブリックコメント賛成意見の「水増し疑惑」(関連記事)を明らかにすると共に,条例の科学的根拠の希薄さや不透明な制定過程などに迫っている。 民間放送連盟賞の審査員からは,「俗信を振りかざす地方議会の劣化を丁寧な取材で浮かび上がらせ、報道機関の役割と責任を感じさせる秀逸な調査報道」という評価を得た