2022年9月の頭、ラスベガスで開催された「ワールドマスター柔術選手権2022」に挑んだ私。 階級別で準優勝、そして無差別級で優勝を手にすることができた。 円安の煽りをモロに受け、エントリーフィーから旅費交通費まで、トータル50万円の超豪華な旅となった今回の試合。 こうなれば当然、手ぶらでは帰れないという思いも強まるわけで、結果的にメダルを持ち帰れたことは安堵につながった。 そしてこの「柔術」という、決してメジャーとはいえない競技の世界大会について、ここ最近見聞きしたことのある人は多いかもしれない。 そう、お笑い芸人であるガリットチュウ・福島善成が、同大会に参戦したからだ。 福島という芸人が柔術を始めたことを私が知ったのは、およそ半年前のこと。 昨今のMMA(総合格闘技)ブームからか、 「とりあえず、怪我が少ない柔術を始めよう!」 という、イージー入会希望者が増えているのは事実。 そのため