小学生のころ読んだマンガ(当時はやっていたミニ四駆のマンガだ)で、なぜだか妙によく覚えているシーンがある。 レース前に主人公たちのミニ四駆が電池切れを起こしてしまい、走れなくなる。絶体絶命のピンチ。しかし仲間内のハカセ的ポジションの人物が、こう言うのだ。「そうだ!電池を冷蔵庫で冷やせばいい!」。冷蔵庫でキンキンに冷やされた電池はみごと電力を復活させ、主人公はレースに勝つことができた。やったね! 僕も大人だ、わかっている。マンガに突っ込み入れるのは野暮だと。でも今回、そういう企画だから言います。 それって、ほんとかよ。 (text by 石川 大樹)