鉄道博物館で21日から公開が始まった新幹線の最初期モデル「0系21形」の先頭車両。“鉄つちゃん”たちが集結し、「すげえ」「なつかしい」などと歓声を上げていた=さいたま市大宮区 さいたま市大宮区の鉄道博物館は21日、修復を終えた新幹線の最初期モデル「0系21形」の先頭車両を一般公開した。公開に併せて新設された展示室は、0系がデビューした昭和39年当時の東京駅19番線ホームを再現。高度経済成長を支えた“象徴”をリアルに感じることができる。 同博物館では午後4時15分の公開を前に、鉄道ファン約250人が行列。午前10時から並んでいたという一番乗りの埼玉県上尾市の会社員、島村浩二さん(45)は「会社を休んできた。0系の白い鼻先が魅力的です」と目を輝かせていた。