テレビ朝日が8月30日に放送した特撮番組「仮面ライダーディケイド」の最終回で、本編終了直後に同作品の映画告知を続けて放送したことについて、同社の早河洋社長は、29日の定例会見で「表現方法として不適切だった」と発言した。 最終回は、戦闘シーンの途中で番組が終了。その直後に、「ライダー大戦は劇場へ」の字幕とともに、12月公開予定の映画の予告編が流された。 「映画を見てもらうため、わざと最終回を中途半端な形で終わらせたのではないか」との声が上がり、放送界の第三者機関「放送倫理・番組向上機構」(BPO)の青少年委員会にも多数の批判が寄せられ、審議されていた。 同社は今月21日、不適切な表現だったことを認め、本編と予告編の区切りをはっきりすべきだったとする回答を送り、同委員会は27日、これを了承していた。
2009年10月28日(水) 21時21分 大泉洋らが出演して人気を博し、現在はDVDが大ヒット中のテレビ番組『水曜どうでしょう』(HTB)。この伝説の番組を手掛けたテレビディレクター・藤村忠寿が27日、東京・浅草で「藤村忠寿大集会〜おもしろいテレビのための在り方懇〜」を開催した。 「〜大集会」は、JAPAN国際コンテンツフェスティバル(愛称コ・フェスタ)のオリジナルイベント。昨年「劇的3時間SHOW」に出演し、立ち見客で埋め尽くされるほどの人気を見せつけた藤村。今年は藤村単独のスピンオフ企画として事前応募制で行われ、会場の浅草公会堂のキャパシティをはるかに超える応募の中から抽選で選ばれた、幸運な約1000人が「大集会」に参加した。 三味線の出囃子に乗って、リアカーを引きながら花道から藤村が登場すると、会場からは大歓声。藤村は、テントが張られ、たき火がセッティングされたステージにたどり
日本テレビ系の演芸番組「笑点」の司会などで知られた落語家の三遊亭円楽(さんゆうてい・えんらく、本名・吉河寛海=よしかわ・ひろうみ)さんが、29日午前8時15分、肺がんで亡くなった。76歳だった。 東京都台東区の寺に生まれ、1955年に六代目三遊亭円生に入門。全生を名乗り、58年に二つ目、62年の真打ち昇進と共に五代目三遊亭円楽を襲名した。 端正な顔立ちと博識で人気を得て、60年代の演芸ブームでは立川談志、古今亭志ん朝、橘家円蔵と「寄席四天王」と呼ばれた。78年に円生とともに落語協会を脱退、翌年の円生の死後も一門を率い、円楽一門会の名で活動を続けた。 また、テレビ番組に積極的に出演し、「笑点」は初回から参加。いったん落語に専念するが、82年に司会者となり、2006年5月に勇退するまで、老舗番組の看板として活躍した。 晩年は、腎不全、脳こうそく、胃がんなどの病気と戦い、07年には落語家を引退。
警察庁は29日、全国の一般道の規制速度について、安全が確保されている場合は時速80キロを上限に法定最高速度の時速60キロを超えることも認める内容で基準を改定し、全国の警察本部に通達した。 市街地の通学路など生活道路については、原則30キロ以下とする。規制速度の基準見直しは1992年以来、17年ぶり。全国の警察本部は現地調査を開始し、実態を見ながら12年3月までに規制を見直す。 道交法施行令は、一般道の最高速度を60キロと規定。都道府県公安委員会はこれを踏まえ事故の発生状況や道幅などを考慮して規制速度を決定しており、比較的安全な4車線道路でも原則60キロとされていた。 新基準では、道路を車線数や中央分離帯の有無、交通量などから12種類に分類し、40〜60キロの基準速度を設定。これに実勢速度や歩道の有無などを加味して実際の規制速度を上下させることができるよう定め、歩行者が通行できない4車線道路
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