フェラーリのルカ・ディ・モンテゼモーロ会長は28日、2010年シーズンのF1マシン『F10』発表の場で、『599GTBフィオラノ』(日本名:『599』)にハイブリッド仕様を設定すると宣言した。フェラーリ初のハイブリッド車となる。 599GTBフィオラノは、2006年3月のジュネーブモーターショーでデビュー。6.0リットルV型12気筒(620ps、62kgm)をフロントに積むフェラーリのフラッグシップで、0‐100km/h加速3.7秒、最高速330km/hとフェラーリの頂点にふさわしい性能を誇る。 フェラーリはこの599をベースに、ハイブリッド仕様を開発。システムの内容は公表されていないが、フェラーリは2009年、F1マシン『F60』に「KERS」(キネティック・エナジー・リカバリー・システム)を搭載。この回生ブレーキが、599のハイブリッドにも応用される見込みだ。 また、エンジンは599と