asahi.com（朝日新聞社）：フラカン、「深夜高速」で再注目 - 音楽 - 映画・音楽・芸能フラカン、「深夜高速」で再注目2010年2月21日 「青春ごっこを今も 続けながら旅の途中……生きててよかった 生きててよかった 生きててよかった そんな夜を探してる」 ２００４年にリリースされた「深夜高速」の歌詞だ。結成２１年のフラワーカンパニーズ（通称フラカン）の今や代表曲だ。世に出ては消えていくバンド群の中で生き残ってきた４人の音楽は、生きにくさが叫ばれる世情とも呼応し、新たな光を放ち始めた。 フラカンは１９９５年にメジャーデビュー。ボーカルの鈴木圭介は「最初はとんとん拍子で、移動も新幹線。でもライブ動員数やスタッフが膨らむと意見がまとまらないことも。売り上げが落ちてくるとムードもぎくしゃくしてくる。若さが武器になる時代を過ぎ、契約も０１年に切れた」と話す。 このままいくと自分が壊れる。そんな精神状態も体験した。それでもハイエースで全国のライブ会場を回った。冬用のタイヤを買う余裕はな
