少しの遅れとのことですが……。-テリー・ギリアム監督 2002年のドキュメンタリー映画『ロスト・イン・ラ・マンチャ』で描かれたように、『ドンキホーテを殺した男』といえば、テリー・ギリアム監督が長年温めてきた未完の作品だ。今年9月に撮影が開始され、2011年に公開予定だった同作だが、どうやら撮影開始が延期になったようだ。 テリー・ギリアム監督映画『Dr.パルナサスの鏡』場面写真 イギリスのLSQ TVが、『トイ・ストーリー3』のイギリスプレミアに登場したギリアム監督に、『ドンキホーテを殺した男』の製作に関して質問したところ、予定より遅くなることを監督自身が明かした。「観客が作品をみるのは、当初、わたしが予定してた時期より少し遅くなるでしょう」とギリアム監督は説明し、忍耐力こそ映画製作の全てだと悟りをひらいたような表情で語った。 ADVERTISEMENT インタビューでも、ギリアム監督は主演