新たな映画ビジネスモデルに挑戦! 人体模型と骨格標本を主人公にしたCGアニメ『放課後ミッドナイターズ』がスマッシュヒットを記録している。8月末より全国劇場公開され、最終興行は1億5000万円が見込まれている。公開直後には続編の製作も決定し、その独特の世界観は今後さらに広がりを見せていくことになりそうだ。 新人監督(竹清仁)、完全オリジナルコンテンツながら、なぜここまで注目を浴びたのか。その要因には、従来の映画ビジネスの考えに捉われない斬新なアイデアの数々があった。長編の劇場公開だけに留まらず、公開の2ヵ月前から短編を劇場で放映。合わせてニコニコチャンネルでは無料で配信した。グッズ展開も行い、公開日からは前述の短編DVDを劇場で1000円で販売するなど、大胆な試みを積極的に実施。今後も多角的に展開し、国内外に向けて発信するビッグコンテンツに成長させる考えだ。 本作のエグゼクティブ・プロデュー