閉会式の最中、居眠りしてしまう浅田ら日本選手団(撮影・上田博志) フィギュアスケート女子で銀メダルを獲得した浅田真央(19=中京大)の初めての五輪が幕を閉じた。バンクーバー五輪の閉会式が2月28日(日本時間1日)バンクーバー市内のドーム施設BCプレースで行われた。日本選手団の旗手を務めた浅田は、笑顔で日の丸を左右に振った。金妍児(韓国)との激闘の疲れと、大役を終えた安堵(あんど)感からか、式の最中には観客席で目を閉じ、うとうとする場面もあった。2日、日本選手団とともに帰国。金メダルを狙う4年後のソチ五輪に向けて、近く始動する。 夢舞台の最後に、夢を見ていたのかもしれない。旗手の大役を終えた浅田は観客席に移動すると、30分もしないうちに、うとうとし始めた。閉会式のパフォーマンスが続き大音響が響く中、体をわずかに右に傾けて目を閉じる。目を開いたかと思うと、今度はほおにひじをついて眠りに落ちたよ