関西テレビ・馬場アナが競馬実況から勇退 関西テレビの馬場鉄志アナウンサー(59)が11日、同局の競馬番組「KEIBAbeat」で生中継したG1・桜花賞を最後に、競馬実況から勇退した。 入社した1974年から競馬実況を始めて37年目。馬場アナは、85年の宝塚記念(スズカコバン)でG1を初実況し、88年の桜花賞(アラホウトク)で初めてクラシック実況を担当した。ディープインパクトが優勝した05年の菊花賞では「世界のホースマンよ、見てくれ。これが日本近代競馬の結晶だ」と、史上2頭目の無敗の3冠馬誕生を伝え、FNSアナウンス大賞に輝いた。 今秋に定年を迎える馬場アナは「3冠を実況したのはいい思い出です。F1や野球などいろんな実況をしてきたが、競馬が実況人生の柱だった」と振り返った。