しんしんと降っている。 わたしは外に出ない。ぬくぬくとした部屋から外を眺めている。 黒っぽい点は降っている雪。大きな松の下の庭木だけ雪を被っていない。 心が疲れている時…わたしはスタトレ を見る。 frikandelさんは「コロンビアーナ」なんだな…。 スタトレ はわたしを安心感で包んでくれる。 「新スタートレック 」のエピソードにマーク・トウェインが出てくる。 彼はタイムスリップして24世紀に来た。「ありえん!たくさんの戦争があり、政治権力は謀略に満ちているのだぞ」 「いいえ。地球は完全な平和を達成しました」とベタゾイド人のトロイは満面の笑顔で答えるのだった…。 理想や夢や愛の陽炎は心地良い。 けれど、このとき、こみ上げる嘲笑には異化効果があって、哀愁が含まれている。 今はちょっと煩わしさを感じてしまうので「ロストインスペース」は所々しか見ていないのだが、最終話で子供たちが手を繋ぎ、「も