東京最終プレゼン全文(6)太田雄貴【安倍晋三首相】 委員長、ならびにIOC委員の皆様。東京で、この今も、そして2020年を迎えても、世界有数の安全な都市・東京で大会を開けますならば、それは私どもにとって、このうえない名誉となるでありましょう。 フクシマについてお案じの向きには、私から保証をいたします。状況は統御されています。東京には、いかなる悪影響にしろ、これまで及ぼしたことはなく、今後とも及ぼすことはありません。 さらに申し上げます。他のどんな競技場とも似ていない真新しいスタジアムから、確かな財政措置に至るまで、2020年東京大会は、その確実な実行が確証されたものとなります。 けれども私は本日、もっとはるかに重要な、あるメッセージを携えてまいりました。それは、私ども日本人こそは、オリンピック運動を真に信奉する者たちだということであります。 この私にしてからが、ひとつの好例です。私が大