IllustratorでSource Han Sansを使うとバウンディングボックスがすごーく縦長になりますよね。いじるときに邪魔で困ります。どうしてこんなに縦長なんでしょうか。 答えを先に言いましょう。Source Han Sansが悪いのではなく、なにもかもぜんぶIllustratorが悪いんです。問題は、Illustratorがフォントのどこをバウンディングボックスにしているのかにあります。 フォントの中には「FontBBox」(フォントバウンディングボックス)という数値があります。これはフォントの字形をすべて重ね合わせたときの最外周の矩形、つまり「すべての字形が収まる矩形」です。下図の水色の四角は、ヒラギノ角ゴProN-W3のFontBBoxです。この四角の中にヒラギノ角ゴProN-W3のすべての字形が収まります。 それでは、Source Han SansのFontBBoxはどうで
![IllustratorでSource Han Sansのバウンディングボックスが縦長になる理由 – ものかの](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/2261854691ec536a105ffd69648bb164ffdee6a3/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Ftama-san.com%2Fwp-content%2Fuploads%2F2015%2F08%2Ftama-san.png)