創業から45年以上の長きにわたり百科事典や教科書をデザインしてきた、私たちコンセント。「教科書のデザインをしたくて入社しました」と話すデザイナーもいるくらい、もはやお家芸と言ってもいい(かもしれない)ほどの経験と、デザインへの思いがあります。ふり返れば、国語、算数、理科、生活、社会、英語、体育、などなど、デザインした教科は数知れず。小学校、中学校、高校と、さまざまな発達段階にいる子どもたちの学びと、正面から向き合ってきました。 そんな私たちがふだん大切にしていることを、7つのポイントに分けてご紹介したいと思います。 1. なんといっても「設計」が命 子どもたちが世の中のモノゴトに初めて出会う「はじまりの書」ですから、わかりやすく、迷わず、誤解を与えず、そしてワクワク楽しく学べるものであってほしいですよね。教科書は大人たちから次世代へのプレゼントとも言えます。 そのため、言葉と写真をどのよう
![子どもたちの「はじまりの書」、教科書のデザイン](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/59b6f9c6d1cbd28e3ae3cf572728b6594b66fe48/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.concentinc.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2018%2F05%2F923518f26ab0307ab898c9ef2b573c08.jpg)