村上春樹の『雑文集』を読みました。良くも悪くも有名なエルサレム賞受賞のあいさつ『壁と卵』も収録されている、往年の村上春樹のスピーチ原稿や雑誌のエッセイなどを集めた、その名のとおり「雑文」集です。 村上春樹 雑文集 作者: 村上春樹出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2011/01/31メディア: 単行本購入: 22人 クリック: 344回この商品を含むブログ (164件) を見る 村上春樹がエルサレム賞を受けたことの是非や、『壁と卵』の内容については、今回は触れません。 私がいろいろ考えてしまったのは、賞は賞でもエルサレム賞ではなくて「フランツ・カフカ国際文学賞」のほう。カフカはご存知のとおりチェコのプラハ出身の作家で、村上春樹はこの賞を2006年に受賞しています。このフランツ・カフカ国際文学賞を受けた際に、村上春樹はチェコの新聞のインタビューに答えているのですが、その原稿が『雑文集』に掲
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く