五輪出場選手へのSNSでの誹謗(ひぼう)中傷が相次いでいる。度を超えた批判が選手を疲弊させ、選手自らが中傷をやめるよう訴える事態に。日本オリンピック委員会(JOC)や国際オリンピック委員会(IOC)は対策に乗り出し、SNS上でも選手を守ろうとする動きが広がっている。 体操男子個人総合で金メダルを獲得した橋本大輝選手(19)は、決勝翌日の7月29日、自身のインスタとツイッターに文章を投稿した。 「祝福のメッセージも寄せられ、多くの人に応援してもらっていると感じ、うれしい」とつづる一方、「SNSでの誹謗中傷とみられるメッセージもあります」と明かした。採点結果への批判が寄せられていたことから自身の考えも説明し、「誹謗中傷とみられる行為を行う人が少なくなることを願っています」とした。国際体操連盟(FIG)は同日、採点規則を示したうえで「採点は公正で正確だった」と声明を出す異例の対応をした。 サーフ
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