エイプリルフールに公開されたネタ、「仮想帰宅」が話題になっています。仕事を終えたらVRで自宅の映像を見て帰宅したつもりになって休むというものなのですが、技術を最大限間違った方向に活用した使い方に絶望を感じずにはいられません。これが夢の技術、VRが私たちにもたらす未来だというのか!? 【VR】「気になるニュースワード」仮想帰宅とは ニュース番組風に編集された動画では、「仮想帰宅」を試験的に導入しているという札幌市のIT企業が紹介されています。同社に勤めているというシステムエンジニアの佐藤さん(仮名)は、「仮想帰宅」をしている社員の1人。通勤時間の長さが悩みだったという佐藤さんは、仕事が終わるとヘッドマウントディスプレイをかぶり、VRで映しだされた“自宅”に“帰宅”します。これを“帰宅”と言っていいのか、非常に悩ましいですが。 システムエンジニアの佐藤さん(仮名) オフィスから“帰宅”する佐藤
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