2014-10-05 元ナンパ師の恋愛観 日記 今まで敢えて避けてきた、「恋愛」のことを書く。最近、スタンスも方向性もよく分からなくなってきているので、とりあえず「元ナンパ師」ということにさせてもらってw、筆を執ることにする。ナンパやナンパ講習をしていた頃は、ナンパのノウハウみたいなものについてはよく書いていたけれど、それはあくまでも「ナンパのテクニック」といった表層的なものばかりだったし、内容的にも、巷に溢れているナンパマニュアルにあるような、小手先のテクニック程度の下らないものが殆どだった。一方で、「恋愛」というテーマに関しては、個人的な体験を除き殆ど言及してこなかった。「恋愛」となると個人的なものだし、相手あってのものだから、一般論を語る意味などないと思っていたからだ。そもそも、壮大過ぎる。そして、重過ぎるテーマだ。「付き合うまで」ならともかく、「付き合ってから」の話というのは、マニ

2014-10-02 「『元ナンパ師』くろねこ」の今後 もう、ナンパはしていません。もう、というか、大分前からやっていないし、このブログが一躍脚光を浴びた当時から、ナンパとはある程度距離を置いていた（ナンパ講習はやっていた）。ナンパしてません、という言葉も、何度書いたことか分からない。39歳・元ナンパ師の市職員が挑戦する、すごく真面目でナンパな「地域活性化」の取り組み | ログミー[o_O]上掲のログミーを読んだ（正直、こういうのを読むと、ちょっとナンパしたくなってくるから困るｗ）。「地域活性化」というお堅いテーマを、「ナンパ」という不真面目そうな緩いものと絡めて語ることで、聴きやすいプレゼンに纏め上げている…という内容に関しては割とどうでも良くて、僕が気になったのは、「元ナンパ師」という肩書。「元」ナンパ師…これはどうなんだろう。というのも、僕自身が「元ナンパ師」といったような存在して語

2014-09-26 September 日記 気付いたら全開のエントリーから２週間ほど経っていた。慌ただしさに感けている間に、９月も終わろうとしている。夜の街を歩いていたら、金木犀の香りがした。全然更新しないまま月日だけが流れて、僕は一つ歳を取って、夏は終わり、秋が深まろうとしている。はてなブログProの期限も切れてしまい、広告が表示されるようになってしまっている。少し前、ナンパに関するお問い合わせを頂くことが多かったので、ナンパに纏わるエントリーをまた書こうかと思ったけれど、書いている途中で、特に語るべきこともないような気がして、やはり公開するのはやめておいた。僕はもうナンパ関連の物事には関わらないことにする。ナンパもしないし、ナンパ講習もしない。社交の場に出向くようなことも極力しない。無闇矢鱈と見知らぬ他人に会っても仕方がないのだ。今はそういう時期だ。身の回りにいる大切な人達を大切に

2014-08-28 僕が元カノとよりを戻さない理由 日記 皆、別れた恋人との関係を、どうしているのだろうか。別れた恋人との関係を、世間一般の人達が、一体どうしているのか、僕にはよく分からない。僕は今まで５人の女の子と付き合ったので*1、「元カノ」が５人いることになる。基本的に、別れた彼女とは連絡を取ることもないし、また会うということも、基本的にはない。また、会いたいとも特に思わない。どこかで、別の誰かと幸せになっていてくれればそれで良いと思う。幸せになっていなくても、それはそれで一向に構わない。正直、たまに、楽しかった思い出を思い出したりすることはある。けれど、また戻りたいとは思わない。なぜなら、それはもう終わったこと、過去のことでしかないからだ。思い出は、思い出だからこそ美しいのであって、もはや、やり直すことなどはできないからだ。でも、このブログにも頻繁に登場していた、ナンパで知り合っ

2014-08-07 あなたには無理です。諦めなさい。 日記 ライフハック 攻めるべきか、守るべきか。諦めるべきか、無駄だとしても努力すべきか。ブラックジャックで言えば、ヒットかスタンドか。ナンパとかで言えば、眼の前にいる、その女の子と付き合うべきか、それとも、もっと良い女の子がいるかもしれないから、もっともっとナンパして他の女の子も見てみるべきだろうか、といったところ。でも、他の女の子をナンパすることにかまけて、その子のことをなおざりにしてしまったら、その子には振られてしまうかもしれない。簡単に言えば、どこで妥協すべきかということ。婚活とかでも同じことが言えると思う。結構普遍的なテーマというか、僕自身もずっと考えていたことだから、ちょっと文章にしてみようと思う。例えば、大学生というのは、大抵粋がっているものだと思う。自分には無限の可能性があると信じて疑わない。「意識高い系」にありがちな、

2014-08-05 ナンパ師コミュニティを中から見て思ったこと 日記 ふと、はてなブックマークを見たら、 ナンパ師コミュニティを外から見て思ったこと こんなエントリーが、ホットエントリーに入っていた。「まるで村上春樹よろしく、出会いと情事と別れを情緒的に描く。」とか、「まるで多崎つくるのような体験が」とか、若干揶揄されているような気がするのだけれど、果たして気のせいだろうか…。これに関連して、何か書いてみようと思ったのだけれど、この手の話題については、 宮台真司『愛のキャラバン』を読んで、ナンパを批判したり恋愛を語ったりしてみる - 文人商売 以前に、既にこのエントリーで語り尽くされてしまっていることもあり、これ以上、特段何か新しいことを書くことはできない。でも、調度良い機会だから、ナンパ師コミュニティに両足を突っ込んでいる立場から思うことを少しだけ書いてみることにする。 …とはいえ、

2014-07-06 ビジネス法務実務検定２級、資格試験と自己啓発、強迫観念について 日記 資格試験 僕は心配性である。 長所と短所は紙一重、なんて言われることがあるけれど、もしかしたらそういうことなのかもしれない。少し前に、仕事でちょっとしたミスをした。最悪の場合、１０数万円の損失を出しかねない、というものだった。ミスに気付いてから、そのリカバリーが完了するまでの２日間は、まるで喉の奥に魚の骨が引っかかっているように、常に何となく落ち着かない日々だった。夜、眠りについても、不安から眼を覚ましてしまうような。２日後、そのミスは何とかリカバリーすることができた。というか、ミスはミスでさえなくて、呆気なく問題は解決してしまった。あんなに悩んでいたことが、今では馬鹿馬鹿しく思えるほどに、あっさりと解決したのだった。こんなことなら、はじめから「まぁ、なんとかなるだろう」といった具合に、堂々と大き

2014-07-05 「誰でもいい誰か」から、「君でなければならない君」へ 日記 運命の出会い、それは何だ？ 「誰でもいい誰か」から「君でなければならない君」へ、というのが、このブログ、くろねこ日記の大きなテーマというか、キーワードの一つであったように思う。 僕がナンパをしなくなった理由 ナンパとは、自分の欲求を満たすために、「誰でもいい誰か」に延々と声をかけ続ける行為だ。基本的には、同じような台詞を、色んな女の子に投げかけていく。たまに成功するけれど、失敗することの方が圧倒的に多い。そういったナンパを日常的に繰り返し、いくら女の子を落としたとしても、何か、どこか満たされない。満たされないから、またナンパをする。それでも満たされないから、またナンパをする…。そんなナンパ師にとって、ナンパで「君でなければならない君」と出会って、ナンパをやめていく、というストーリーは、どこか魅力的に映ったの