2010年06月11日16:30 カテゴリ書評/画評/品評Art 幸福の技術 - 書評 - 不幸になる生き方 集英社新書編集部より献本御礼。 不幸になる生き方 勝間和代 昨今の著者は疾走という名の迷走に陥っているように見えて少し心配していたのだが、本書で本道に戻った感がある。本命。 と同時に、数多の著者の本の中で、最も多様な人に訴求する一冊。 預けるほどのお金がない人も、年収や効率を10倍アップする必要を感じない人も、そして勝間和代を目指さない人々でさえ、不幸を避けたいという点では一致せざるを得ないのだから。 本書「不幸になる生き方」の要諦は、幸福の技術は学習可能であるということにある。幸福の科学はひいき目に見てもガセとしか言いようがないが、幸福の技術はガチである。 目次 プロローグ 不幸になる生き方を知ることが、幸福になる近道です 【全体理論編】 第1章 不幸のループから抜けられない「他