今年は海外を含めると流動性の薄まる期間が特に長いと思われます。今年は12月25日(クリスマス)が土曜日に当たります。アメリカでは通常振替休日は先の日になるのですが、クリスマスだけは前倒し。なかなか粋ですね。ということで24日がクリスマス休日で慣例上前日23日の午後から実質的な休みです。27日はアメリカは開きますが、もうひとつの主要市場である英国がクリスマスの振替休日となり、さらに翌日はクリスマスの翌日に設定されるべきいわゆる「Boxing Day」(の振替)でお休み。Boxing Dayというのは、もちろんボクシングをするのではなく、(プレゼントの)箱を開けるとか使用人にプレゼントの箱を渡すとか、というのが起源となっているようです。いずれにしても英米の主要市場のどちらかが28日までクローズされております。 日本も多くの方々が年末のご挨拶などで相場そっちのけで飛び回っていることでしょうし(外
前回は、投資信託に関わる様々な会社の中で、まず販売会社の現状と課題、そしておぼろげながらも理想の販売会社について述べてきました。今回は、投資信託のもう1つの重要なプレーヤーである資産運用会社について、その現状と課題を探ってみたいと思います。 顧客より親会社を向きがち 資産運用会社の役割には、大きく2つあります。まず、投資信託という商品を企画し組成すること、そしてその投資信託を運用することです。まずは、商品企画から考えていきましょう。 前回示した投資信託の流れ(証券・金融市場⇔資産運用会社(信託銀行)⇔販売会社⇔個人顧客)の中では、資産運用会社は、販売会社の意向や市場動向を考えて、投資信託を企画し組成することになります。投資信託は、個人顧客の資産形成を目的にしていますから、それに適した商品を市場動向も考えたうえで企画するのが本来の姿です。その際に、顧客と日々接して顧客の意向を熟知している販売
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