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2008年6月14日のブックマーク (5件)

  • スレッドの使い方

    戻る 32ビットアプリケーションを作成するための環境が整い,16ビット アプリケーションを新規に作成することは少なくなってきているのではないかと 思われます.16ビットアプリケーションと異なり,32ビットでは完全な (プリエンティブな)マルチスレッド・マルチタスクでプロセスが実行できるように なっています. しかし,最近スレッドの使い方を誤ることによるトラブルをよく見掛け ます.スレッドを使い方を間違えるとシステムのパフォーマンスを低下させたり, システムリソースを不必要に消費させてしまいます.また,各スレッドで共有する システムリソースを,いずれかのスレッドが勝手に破棄したり,スレッドが何かの処理 を行っている途中でプロセスが終了してしまうと何が起こるか分かりません. そこで,基的なスレッドの扱いについてまとめてみたいと思います. 19-1 スレッドとは いまさらスレッドを説明すること

  • 正規分布と正規乱数 - chmod 777 myknowledge

    ノイズを付加する場合に確率密度関数として正規分布を用いることがある。 これを実際にやってみたくなったので実現方法を調べてみた。自分への覚え書きとして以下に示す。 正規分布の説明は以下を参照。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%A3%E8%A6%8F%E5%88%86%E5%B8%83 正規分布を表す式は以下。 正規分布に従うノイズを発生させるためには、上式における x をノイズ量として x 軸上の各点におけるノイズを f(x) で表される確率で発生させればよい。 一方、多くのプログラミング言語で提供されているのは一様乱数(ある有限の区間を区切って、その区間内で全ての実数が同じ確率(濃度)で現れるような乱数 by Wikipedia)を発生させるメソッドである。C言語でいえば stdlib.h で提供される rand() が相当する。 0より大きく(0は

    正規分布と正規乱数 - chmod 777 myknowledge
  • 「おもてなしの経営学」〜アップルがソニーを超えた理由〜 - chmod 777 myknowledge

    中島聡さんの「おもてなしの経営学」を読んだ。製品やサービスの重要性もさることながら、筆者の生き方に刺激を受けた一冊。 書の第1章では、製品やサービスをユーザに提供する上で「おもてなし」が重要であることを説いている。ではおもてなしとは何か。おもてなしは何か、というよりもてなす対象は何か、という問題提起の方が適切かもしれない。書によるとおもてなしの対象は包括的なユーザ体験。例としてディズニーランドやスタバがあがっている。遊園地に関していえば、多くの場合、ユーザの目的は「アトラクションが提供する体験」である。なので、アトラクションにたどり着くまでの各工程は「余計なもの」になりかねない。ディズニーランドがすばらしいのは、ともすれば「余計なもの」になってしまうアトラクションにたどり着くまでの工程を徹底した世界観作りにより価値あるものに高めている点にある。このことは私もユーザに製品を提供するエンジ

    「おもてなしの経営学」〜アップルがソニーを超えた理由〜 - chmod 777 myknowledge
  • 「ウェブを変える10の破壊的トレンド」 - chmod 777 myknowledge

    渡辺弘美氏の「ウェブを変える10の破壊的トレンド」を読んだ。 今どのようなサービスがウェブ上で展開され、どのような方向に進もうとしているのかを俯瞰するのに適した一冊。10のトレンドは以下。 1.Direct ユーザーを直接つかみ、ロックイン 2.Free 「潤沢経済」時代のビジネス 3.Crowdsourcing みんなの知恵を利用する 4.Presence リアルタイムな情報を生かす 5.Web-Oriented すべてのサービスをウェブ上で提供できるか 6.Virtual and Real 「仮想」は「非現実」にあらず 7.Videos 映画やTVの行く末は 8.Interface よりわかりやすく、使いやすく 9.Search ポストグーグルの潮流 10.Semantic Technology 意味を理解し始める時代へ 書を読んで感じたことは技術的な差別化の重要性。書で紹介されて

    「ウェブを変える10の破壊的トレンド」 - chmod 777 myknowledge
  • 司馬史観かく語りき - chmod 777 myknowledge

    最近司馬遼太郎の「坂の上の雲」と「龍馬がゆく」を読んだ。恥ずかしながらこの2作品をこれまで読んだことがなかったのだが、もっと早く読んでおくべきだった。 坂の上の雲 「坂の上の雲」は日露戦争を描く。日ロシアに勝つまでの時代のうねりを、秋山兄弟(好古/真之)、正岡子規を中心に据えながら、精緻かつ多角的な時代背景の描写とともに伝える。 私がこのを読んで感銘を受けたのは、時代の大きなうねりの迫力もさることながら、組織のありかたについての普遍性。 組織の目的 ロシアの陸軍を率いるクロパトキンは己の戦功を軍の来の目的である「勝利」より優先してしまったために、組織全体が一貫性を失い自己崩壊に陥る。 目的は、組織を構成する要素ベクトルの方向性を揃えられるものでなければならない。そのためにはパブリックな性質と明快さが要求される。軍における「勝利」はまさにこの条件を満たす。目的が公的性質と明快さを失っ

    司馬史観かく語りき - chmod 777 myknowledge