2013年04月22日 15:00 〜 16:30 10階ホール 著者と語る『生きる力 心でがんに克つ』 なかにし礼 作詞家・作家 陽子線治療によって、食道がんを切らずに社会復帰した、なかにし礼さんが「現代のガン治療と患者の選択」のテーマで自身の闘病生活や陽子線治療に至るまでの経緯を話した。ゴッドハンドと呼ばれる外科の医師からは「切ったほうがいい。切れば治ります」と言う。しかし心臓が悪く手術に耐えられるか不安だった同氏は、別の治療方法はないかとインターネットを駆使して探したところ、陽子線治療を見つけたが、医師たちは誰もその治療法を教えてくれなかった。患者に選択肢が与えられていないのではないか。医師会の階層構造や新たな治療法を報道しないメディアに対する問題提起の会見となった。 司会 日本記者クラブ企画委員 川村晃司(テレビ朝日) なかにし礼氏の著書『生きる力 心でがんに克つ』が売れている。昨