ブルームバーグ・ニュー・エナジー・ファイナンス(BNEF)による新たな分析によると、ドイツと英国では風力発電が最も安価な電力になったそうだ。これはG7(先進7か国)内において初としている(Bloomberg、Slashdot)。 この背景には、太陽光発電所や風力発電所の増加があるという。火力発電所は、容易にその出力を制御することが可能だ。そのため太陽光発電所や風力発電所による電力供給が増えると、火力発電所による出力は減ることになる。いっぽうで火力発電所の維持コストはその出力によらずあまり変動しないため、相対的に火力発電の発電コストが高くなってしまうという。