コーヒーを飲みながら、プラモデル作りが楽しめる「模型カフェ」が大阪などに登場し、人気を集めている。 30年前に放映が始まったアニメ「機動戦士ガンダム」の影響で、少年時代に「ガンプラ」などのプラモデル作りに熱中した40歳前後の男性が、模型カフェで再びプラモデルを手にしているという。大阪や東京を中心に出店も相次いでおり、中年男性の新たな癒やしスポットになっている。 大阪市城東区に昨年1月開店した「アナハイム・カフェ」では、展示スペースに常連客が持ち込んだ約300体のプラモデルがずらりと並ぶ。仕事帰りのサラリーマンらが集まり始める午後7時過ぎから客が増え、毎日10人以上が模型作りに興じているという。 店内には、喫茶スペースと別に机三つ分の作業スペースが設けられ、美しく塗装するためのエアブラシや、継ぎ目を消す工具なども備える。飲食代別で、利用料は30分当たり180円。プラモデルは持参するか、店頭で