2017年03月07日 数々の名作を世に送り出しているアニメ界の巨匠、松本零士さんの原画を基に制作した浮世絵木版画が7日、すみだ北斎美術館(東京都墨田区)で発表された。作品は、「銀河鉄道999」「宇宙戦艦ヤマト」「宇宙海賊キャプテンハーロック」をモチーフにした6点。京都の名所を背景に、傘を持ってほほ笑むメーテルの美人画や葛飾北斎の富嶽三十六景をイメージにした荒波の上を突き進むアルカディア号などが披露された。 価格は各9万5000円で、キャプテンハーロックが熊本城の前で仁王立ちする作品は、熊本城復旧の寄付金5000円が加えられ10万円となる。それぞれ限定1000枚で販売。 松本さんは、手掛けた作品が子どもの頃より慣れ親しんだ浮世絵画になり、「ここまで再現していただいて夢みたい」と話し、「涙が出るほどうれしい」と感激していた。【時事ドットコム編集部撮影】【トレンド動画一覧へ】