書 籍 プレジデント 2016.11.14号 / 職場の最新心理学 vol. 8 (p.177) 筆 者 原田隆之 目白大学人間学部心理カウンセリング学科教授。法務省法務専門官などを歴任。犯罪・非行、依存症などに対する研究を行う。 本 文 + コメント 犯罪心理学では、犯罪をする人としない人の間には明確な差があると考えられています。犯罪者を統計的に分析すると、明らかな危険因子があるとわかっているのです。なかでも、大きな危険因子はビッグ4と呼ばれており、 「犯罪歴」 「反社会的交友関係」 「反社会的認知」 「反社会的パーソナリティ」 が挙げられます。反社会認知と反社会的パーソナリティとはどのようなものでしょうか。 犯罪者の危険因子。ぼくがものすごく関心のあるテーマです。関心がありすぎて、先日 「育ちが悪い人〜」という記事 を書いたばかりです(笑) 「ゴミの分別をしない人」と「低い社会階層」