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ブックマーク / www.newsweekjapan.jp (6)

  • おしっこプールは実在する 75リットルの尿を検出

    子供のころ、小さな子たちが遊ぶ浅いプールを「おしっこプール」などと呼んでいた経験はないだろうか? 半ば冗談だった記憶があるが、実は大人のプールでさえも、当におしっこが含まれていることがこのほど明らかになった。 オリンピックサイズ1/3で75ℓ 調査したのは、カナダのアルバータ大学で博士課程を学ぶリンジー・ブラックストック氏の研究チーム。人工甘味料のアセスルファム・カリウム(アセスルファムKとも呼ばれる)は、人間の体で分解されずにそのまま尿として排出されるため、プールの水にどれだけのアセスルファム・カリウムが含まれているかで、プールの中にどれだけ尿が混ざっているかを算出できるという。アセスルファム・カリウムは、低カロリー品を中心に、たいていの加工品に含まれている。 調査は、カナダの2つの都市で、31のプールとジャグジーから250以上のサンプルを採取して測定した。その結果、濃度はプールや

    おしっこプールは実在する 75リットルの尿を検出
  • トランプ&プーチンの蜜月、米議会圧力で破局か

    1月9日、ドナルド・トランプ次期大統領は対ロ関係を改善したいという希望がある一方、ロシアによる米大統領選介入問題を受け、同国に対してさらに厳しい対応を求める党内の圧力にさらされているいる。写真は2016年11月、モンテネグロに掲げられたトランプ氏とロシアのプーチン大統領の看板(2017年 ロイター/Stevo Vasiljevic) ドナルド・トランプ次期大統領は板挟みの状況に置かれている。対ロ関係を改善したいという希望がある一方で、ロシア政府による米大統領選への介入を米情報当局が指摘したことで、同国に対してより厳しい対応を求める共和党内からの圧力に直面しているためだ。 トランプ次期政権で首席補佐官に就任するラインス・プリーバス氏が8日、民主党組織に対するハッキング行為の裏にロシアの存在があることを暗に認めたことが示すように、トランプ氏にとっては駆け引きの余地が少なくなっている可能性がある

    トランプ&プーチンの蜜月、米議会圧力で破局か
  • オバマが報復表明、米大統領選でトランプを有利にした露サイバー攻撃

    <やはりプーチンはトランプを勝たせようとしていたのか? ロシアからの米大統領選に対するサイバー攻撃と選挙操作を目的とした介入について、米情報機関はほぼ確実にあった、としている。昨日にはオバマが、それはプーチンの指示だった可能性もあるとした上で、報復を訴えた。トランプロシアの関与について、頭から「ばかげている」と全面否定。逆に情報機関の無能ぶりをあげつらって全面戦争を挑んでいる> (写真はCIA部。過去に失敗があったからといって、ロシアが米大統領選に介入したという米情報機関の声を無視していいのか) 前代未聞だ。 バラク・オバマ米大統領は2016年の選挙プロセスにロシアが介入した疑いについて「全面的に再調査」し、退任前に報告するようかねてから情報機関に命じていた。つまり、トランプ勝利の正当性に疑問符が付いたということだ。それに対してドナルド・トランプ次期大統領側は、ロシアの介入に関する情報

    オバマが報復表明、米大統領選でトランプを有利にした露サイバー攻撃
  • 内モンゴル自治区の民主化団体が東京で連帯組織を結成した理由

    中国が四方八方に繰り出す自治の空手形。日が迫られる「日中友好」と「旧宗主国の責任」の分岐点>(写真:少数民族を弾圧する中国当局〔09年、新疆ウイグル自治区〕) 11月10日、中国に民主化を求める各国の団体が東京・永田町の参議院議員会館の一室に集まった。世界各国に広がる南モンゴル(中国内モンゴル自治区)の複数の運動団体が「クリルタイ」と呼ばれる連帯組織を結成するためだ。 150人近いモンゴル人を応援しに来たのは、同胞であるモンゴル国の支援者だけではない。香港の民主化運動「雨傘運動」の学生指導者、台湾の与党・民進党系の政治家や学者、それにチベット亡命政府とウイグル人亡命組織の代表も駆け付けた。 さらには天安門事件以降にアメリカを拠点に民主化運動を推進してきた、大陸系の「中国民主運動海外連合会議」の代表や日の国会議員たちも参加した。 クリルタイはドイツに亡命中のショブチョード・テムチルトを

    内モンゴル自治区の民主化団体が東京で連帯組織を結成した理由
  • タイ新国王が即位しても政情不安は解消されない

    <国民の人気が高かったプミポン前国王の後継として、ワチラロンコン新国王が即位した。皇太子時代の評判はあまり良くない新国王だが、タイの政治対立を収めることはできるのか>(写真:昨年5月に王室行事に参列したワチラロンコン皇太子〔当時〕) 今月1日、タイで1946年以来70年ぶりの新国王が即位した。 ワチラロンコン皇太子(64歳)が正式に新国王となり、10月13日にプミポン前国王が死去して以来7週間に渡った空位期間は終了した。政治空白を懸念した多くの人々もこれで安心するだろう。政治が不安定なタイでは、伝統的に王室が大きな影響力を持っている。 新国王には、タイの厳格な不敬罪が適用されるため、批判を受けることはない。だからと言って、新国王がすぐに国民からの尊敬を得られるわけではない。ほとんどの国民は、前国王の時代しか知らない。そして現在のタイは、軍部を中心とする既得権益層と、タクシン元首相を支持する

    タイ新国王が即位しても政情不安は解消されない
  • バルト3国発、第3次大戦を画策するプーチン──その時トランプは

    アメリカの次期大統領は「狂人」、西側の結束はブレグジットや難民問題でボロボロ、プーチンにとって、第3次大戦の恐怖を盾に領土を広げる格好のチャンスがやってきた> 4年前、私は2014年のロシアのクリミア侵攻を予想し、的中させた。次の予言はこれだ──ロシアの次の標的はバルト3国で、2年以内には軍事介入の口実を作って占領し、それはアメリカの次期大統領ドナルド・トランプに究極の選択を迫る。バルト3国を救うために第3次大戦のリスクを冒すのか。 ロシアのウラジーミル・プーチン大統領ははっきりした目標と大きな戦略をもっている。だが、リアリストを標榜する多くの国際政治学者にはそれが見えていない。プーチンを突き動かしているのは合理的で防衛的な動機だという者もいる。NATO(大西洋条約機構)の東方拡大を脅威と感じ、それを押し返そうとしているだけだというのだ。その意味では、「ウクライナ危機も(ウクライナを西側

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