ソーシャルメディアにスパムを撒き散らし、大量のひどい電子書籍を送り出す個人出版著者の絶え間ない活動が現代の電子書店を蝕んでいる。今日、内容も編集もひどい書籍の渦に出くわすことなくKobo、Barnes & NobleあるいはAmazonをブラウズすることはできない。 これらすべての電子書店が出版社と契約している有名な著者の本とインディー著者の本を横並びでリストしている。ソーシャルメディアも売り上げを求めて書籍を売りつけようとしたり、文字通り懇願したりする人々の温床となっている。 Bowker Market Researchは先日、個人出版電子書籍の売り上げが電子出版市場全体の12%を占めるとリポートした。クライム、SF、ファンタジー、ロマンス、ユーモアなどのジャンルでは、その数字は20%に達することもある。ただし、そうした書籍の95%はうんざりするような内容で、E・L・ジェームズ氏やカサン
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