しかし、外国人旅行者などから「車を降りるまで運賃が分からず不安だ」といった声が上がっていました。 このため国土交通省は来月にも通達を改正し、乗車前に運賃を確定させるサービスを認めることにしました。 新たなサービスはタクシーの配車アプリを活用し、利用者が乗車場所と目的地を入力すると距離に応じて計算された運賃が表示され、納得すれば配車を申し込みます。 渋滞に巻き込まれても目的地までの運賃は変わらず、利用者は料金メーターを気にしなくて済むようになります。 事前に確定する運賃は過去1年間のメーター料金の実績をもとに設定される予定で、サービスを始めるタクシー会社は国の認可を受ける必要があります。 通達の改正を受けてタクシー各社が準備を進め、早ければ年内にも全国でサービスが始まる見通しです。 タクシーをめぐっては、このほかにもさまざまなサービスの検討が始まっています。 その一つが、1台のタクシーを複数