メイウェザーは天心から3度ダウンを取ってTKO勝利。体重差を考慮すると無謀なマッチメイクだったのか?(写真・AP/アフロ) 格闘イベント「RIZIN.14」でボクシングの元5階級王者、フロイド・メイウェザー・ジュニア(41、アメリカ)と、天才キックボクサー、那須川天心( 20、TARGET/Cygames)の3分3ラウンドのボクシングルールによるエキシビションマッチが行われ、3度のダウンを奪ったメイウェザーが1回2分19秒にTKO勝利した。5キロ以上の体重差。天心が8オンス、メイウェザーが10オンスのグローブハンディはついたが、元5階級王者が本気で倒しにきたら、こうなるのも避けられなかった残酷なKOショー。陣営がタオル投入したことで最悪の事故にはつながらなかったが、主催者側の試合管理や、そもそもの無謀なマッチメイクに疑問の残る試合となった。“見世物”としては面白かったのだが……後味の悪さも