ブコメやツイッターに、何度かこんなことを書いている。 2千6百年前にインドで死んだうちの師匠は、我々弟子全員に、こう命じた。 「大切な人を亡くした人の、ただそばにいてやれ。黙って一緒にいてやれ」 あの野郎、実はとても難しいことを、いつも簡単そうに言いやがる…google:諸悪莫作 衆善奉行 なんかもそうだけど。 葬式も法事も、本質はそういうことなのだ。作法なんぞは後世の人間が決めたことだから、気にする必要はない。ただ師匠の命を守れぬ自分を恥じるのみ。 ついでに言うなら、もし誰かから「おめいつ弟子入りしたんだ?」と尋ねられたら、こう答えるであろう。後世の人間が、師匠に弟子入りする作法を事細かに決めていることは、もちろん知っている。だが、声聞とか私度僧とか文字の弟子とか言って、勝手に弟子入りを決め込んでいる者もまた、ごまんどころか五億でも足りない。だから、これも気にしないのだ。気にするのは、い