同法人理事の小児科医、時田章史さんは「いずれもかかれば、亡くなったり重大な後遺症を残しかねない病気です。これらを防ぐためにも、ワクチン接種を先延ばししないで」と呼びかけている。 重大な病気を防ぐためのワクチンが赤ちゃんにどれほど接種されたか調査「VPDを知って、子どもを守ろうの会」はたくさんある予防接種の受け漏らしがないように管理する無料アプリ「予防接種スケジューラー」を提供している。 このアプリの登録データをもとに、2017年4月1日から2020年1月31日までに生まれた10万3108人のワクチンの接種歴を解析した。 具体的には、ワクチンデビューを確認するために、生後2ヶ月からうつ「小児用肺炎球菌ワクチン」の1回目の接種率と、1歳からのワクチン接種を確認するために、「MR(麻疹風疹)ワクチン1期」の接種率を確認した。 生後2ヶ月でうち、一般的なワクチンデビューとなる「小児用肺炎球菌ワクチ