アメリカのオバマ大統領は、テロリストを標的にした無人機による攻撃に対し、法的根拠があるのかなど批判の声が強まっていることについて、正当防衛であり合法だとして、今後も続けていく方針を改めて示しました。 オバマ大統領は23日、首都ワシントンで政権2期目の対テロ政策について演説し、「アメリカが今もテロリストの脅威に直面しているという事実を、リビアの大使館襲撃やボストンの爆破事件で思い知らされた」と述べました。 そのうえで、テロリストを標的にした無人機による攻撃について、「われわれは多くのアメリカ人を殺そうとしている組織と戦争状態にあり、正当防衛のための最終手段だ」と述べ、攻撃は国内法と国際法の双方において合法だと指摘しました。 そのうえで、オバマ大統領は、攻撃によって民間人の犠牲者が出ていることを認めつつも、「何もしなければ、さらに多くの民間人が犠牲になり、陸上部隊を派遣すればアメリカ兵の犠牲が